Kindle Direct Publishing (KDP)がペーパーバックに対応したので早速出版してみた(補遺・二冊目編)

2021年10月のサービス開始当初の使用感を速報した記事なので、最新の状況と異なる可能性がある点をご了承ください(2022年11月追記)

 二冊目のペーパーバック作成作業をやっているうちに気づいたことをメモしておきます。

 元の記事は以下から始まる3本です。

ISBNについて

 最初の記事の追記にも書きましたが、KDPで無料取得できるISBNは、「979-8」から始まります。これが特異というか、日本で普通流通するやつじゃないよねということだけ書いておいたのですが、詳しい方に色々情報をもらいました。例えば以下。

 引用されているとおり979-8は米国出版社およびself-publishers(KDPがどちらに該当する扱いなのかは定かではない)がグローバルに利用できるということだそうです。なお、そもそも大前提として、公式の記載にあるとおり「KDP が提供する無料の ISBN は、KDP で Amazon およびその流通パートナーに配本する場合にのみ使用できます。この ISBN は、別の出版社やセルフ出版サービスでは使用できません。」ということなので、このISBNコードを取ったからAmazon以外の販路でどうこう、みたいなのはそもそもないです。まあ趣味でやる分には飾りだと思って気にしなくていい気がする。気にしないようにするにはあまりにもデカい。

表紙テンプレートツールについて

 英語じゃんとかインチじゃんとか散々言いましたが、改めて使ったら日本語にバージョンアップされてました。PDFファイルをIllustratorで開いてガイドを付けた画面がこんな感じです。改善が進んでいますね。

本文用紙について

 ページ数の多い本を作ろうとして気づきましたが、計算ツールの背幅の出力結果から考えるに、当初書いていた70Kということはどうやらなさそうです。90Kかな?(以上、クリームの方の紙の話です)

 また、テンプレツールで両方試すとわかりますが、本文用紙が白のときとクリームの時で背幅が変わります。具体的には白よりもクリームの方が厚いようです。(クリーム選んだつもりなのに白になってしまっていて、表紙ファイルをアップロードしたら大きさが違うって怒られる事象が発生して苦しめられました……)

おまけ

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