イチオシ

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【感想】『東雲侑子は短編小説をあいしている』 森橋ビンゴ

Amazon.co.jp: 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版 (ファミ通文庫) 電子書籍: 森橋 ビンゴ, Nardack: Kindleストア  見えないこと、疑うこと、そのあたりが正しくとても良く出来ていると思った。その前提...
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【感想】『伝奇集』 J.L.Borges  鼓直 訳

伝奇集 (岩波文庫 赤 792-1) | J.L. ボルヘス, 直, 鼓 |本 | 通販 | Amazon  ボルヘス。表紙こわすぎるから読んでみたかった。  読むのは結構大変。ぐるぐる回転する。あと訳文きつくないですか。Wikipedia...
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【感想】『ヴァンパイア・サマータイム』 石川博品

Amazon.co.jp: ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫) 電子書籍: 石川 博品, 切符: Kindleストア  青春恋愛系であとがきに書いてあるとおり吸血鬼が普通の存在なので別に吸血鬼要素をなにかうまく使っているわけではな...
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【感想】『海を見たことがなかった少年―モンドほか子供たちの物語』 Le Clézio   豊崎光一・佐藤領時訳

何しろ夜が明けるだけで4ページほどかかったりするのでかなり読みにくいのですが、しかし何年かぶりにもう一度読んでみると最高案件であると言わざるをえない部分もあり、おすすめです。通底するのは子供の視線、太陽の反射、原野の上を飛ぶジェット機。比較...
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【感想】『雨の日のアイリス』 松山剛

Amazon.co.jp: 雨の日のアイリス (電撃文庫) 電子書籍: 松山 剛, ヒラサト: Kindleストア ここにロボットの残骸がある。  冒頭一行で勝ちを決めに来ていた。  日本型ロボットSFの王道を走っている感じだと思った。単巻...
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【感想】『2』 野崎まど

これは、ファンサービスです。  そして愛です。  残念ながらそれ以上のことを書けそうにありません。ただひとつ読書感想的に必要な話なので先に注意を促しておくと発表順に作品を全部読んでこないとダメです。というか、そういうことを明示しないとまずい...
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【感想】『パーフェクトフレンド』 野崎まど

まあなんか雲行きが怪しいわけですよね。読み始めて。というか、普通、小学生を主人公にするのって難しいはずです。それもこういう作家だしね。そしてなんかすごいのが出てくる。名前が……もう明らかに怪しいでしょう。だから「それはありなのか?」みたいな...
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【感想】『小説家の作り方』 野崎まど

デビュー作からここまで4作、舞台も装置も人物も巧みに変わりつつ、やっていることはそう変わらないという、作風の一貫しすぎ感がひしひしと。でもここまでの超常系ヒロインたちと比べると紫ちゃんの超常系ヒロイン力は負けてたのでその分の割り引きが効いて...
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【感想】『死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~』 野崎まど

世にも奇妙な物語の終わり方って何パターンかあるけど、最後いきなり何かが出てきてジャンッみたいな効果音なって終わる奴。これはそのパターン。  そのジャンッに対して説明もなにもなく、鮮やかに置いていく。作風が出ている。
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【感想】『舞面真面とお面の女』 野崎まど

know、アムリタ、を読んでから読んだので、たいしたことねーな、と思ってしまう。さすがにその気付いた理由はちょっとしょぼすぎるでしょう。あと、水面ちゃんはどうすんだよ所詮凡人は退場ってことか、と思ったけど、よくよく考えたらこれしばらく水面ち...
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【感想】『[映]アムリタ』 野崎まど

だいたいデビュー作というものは、とんがっていたりぶっ飛んでいたり勢いがあったりして、一方で既存の作家の影響を受けているだのパクリだの劣化だのとの誹りを免れない(誤用)というイメージを持っているんだけれども、おおむねそのイメージ通りに、粗くて...
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【感想】『氷菓』 米澤穂信

角川祭で買った。132円である。安い。常時これくらいの値段ならいいのに。 アニメ化されて話題になっていたけれど見ていない。 アニメ化してそれが深夜にやっていたということから作り出されてしまう対象年齢イメージとは違い、この作品を読む限りこれは...
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【感想】『know』 野崎まど

Amazon.co.jp: know 電子書籍: 野崎まど: Kindleストア  ネタバレ含む。クリティカルではないつもりだけど。  聞いていた通りの巧い小説だった。物語の推進力が維持され、加速し、収束し、余韻を残して投げ飛ばす。  典型...
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【感想】『虐殺器官』 伊藤計劃

Amazon.co.jp: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) 電子書籍: 伊藤 計劃: Kindleストア 登場人物が思想を持っている小説は強い。これもそういう深さがある。 虐殺の文法というある意味SFらしくないSFギミックを搭載しているのが...
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【感想】『ハーモニー』 伊藤計劃

「たまには生きてる現代の作家の小説も(紙の本で)読むか」とか思って買いに行ったのにいつの間にか生きていない人のを買ってしまいましたが、しかし本になった長編が2作だけというのは惜しいというか、惜しいなんていうのはおこがましい気もするんですが、...