01_読感 【感想】『消える記憶』 るびび 第二十九回文学フリマ東京にて入手。 記憶が消えたりそれを操作的に使うのってエモいよねという話であり、エモいよね。あと海行くのもエモいよね。なんかそういう話であり、作者の「こういうの好きなんだよね」感が盛り込まれており好感が持てました。めん... 2019.12.01 01_読感
01_読感 【感想】『全ての探偵が死んだとき』 黒澤正樹 第二十九回文学フリマ東京にて入手。 見本誌コーナーで「探偵が全員死にます」みたいなことが書いてあったのを見かけて思わず手にとったところ、冒頭の登場人物一覧でこれ絶対面白いだろと思って購入した作品。登場人物一覧だけでメチャクチャツッコミどこ... 2019.12.01 01_読感
01_読感 【感想】『姪探偵登場!』『姪探偵対恐喝王』 ソルト佐藤 第二十九回文学フリマ東京にて入手。 最近妹じゃなくて姪というジャンルが流行っているとかなんとかいう説があるけどそのあたりを逆手に取った(取ったのか?)「ちょっとお茶目な姪の探偵が若い叔母さんと共に」事件に立ち向かう推理小説。二作ですが(二... 2019.11.28 01_読感
01_読感 【感想】『流されないように 第一話』 白樺あじと 第二十九回文学フリマ東京にて入手。 ミステリ短編。学校もの。高品質なコンパクトなミステリに、魅力的なヒロインと後ろ暗い主人公とくれば、僕の好きなやつです。とても好き。こういうの読むの好きだし、自分も書きたいなと思わされてしまう。『第一話』... 2019.11.26 01_読感
01_読感 【感想】『蟹 摂食思考機構』 木村凌和 第二十九回文学フリマ東京にて入手。 蟹SFじゃん。やっぱり蟹SFが静かなブームなのではないか。表紙に蟹とドーンと書いてあり、インパクトがあり、惹かれてしまう。小説本で表紙買いとかあんまないと思ってるんだけど、存在に気づかせる力はやっぱりあ... 2019.11.25 01_読感
01_読感 【感想】『竜鱗書記』 藤あさや 第二十九回文学フリマ東京にて入手。 鱗に文字が浮かんで全身で書をなしている竜人(?)を主人公として、銀河図書館を盛り込んだSF。もともと図書館SFというキーワードで面白そうだなと思ったけど、SETIっぽい方向に話が展開していったのは予想外... 2019.11.25 01_読感
01_読感 【感想】『王様と林檎』 戸田鳥 幻想短編集。掌編五編なのでかなり短め。明るくも暗くもない不思議な雰囲気が通底しているのが魅力的だと思う。同じ設定の『尻尾』と『おとだま』の流れがすき。猫が結局いついてるのが良いですね。 2019.08.12 01_読感
01_読感 【感想】『かわいいウルフ』 小澤みゆき(海の響きを懐かしむ) 第二十八回文学フリマ東京にて入手。公式サイトはこちら ヴァージニア・ウルフ本。作家モノとしてものすごくバズっていたし文フリ当日もすごい部数でていたらしい。ヴァージニア・ウルフの短編集の感想をこないだ書いたけれど、別に自分はファンとかいうわ... 2019.06.22 01_読感
01_読感 【感想】『息 -Psyche- vol.1』 アナクロナイズド・スイミング 第二十八回文学フリマ東京にて入手。「恐怖と笑いの共存」をテーマとした短篇集。4編収録。このテーマめちゃめちゃ難しくない?『ビギナーズラック』渋江照彦 ビギナーズラックがありすぎる主人公という短編。冒頭部分だけでオチは読めるんだけど、それだけ... 2019.06.22 01_読感
01_読感 【感想】『惜しみない愛を、君に』 塔守 第二十八回文学フリマ東京にて入手。 ミステリ恋愛小説。五話収録されているが実質的には中編2本がメインでほかは番外編という感じか。表題作の『惜しみない愛を、君に』はネタバレにならないようにすると何も言えない感じはあるが恋愛小説で、ミステリとし... 2019.06.21 01_読感
01_読感 【感想】『C’mon Spice!』 雲鳴遊乃実 第二十八回文学フリマ東京にて入手。 イベント参加時にお題箱を設置し、そこに入れられたお題から引き当てたもので短編を書いて次のイベントで新刊にします、という企画で、「下北沢初代永世カレー王」をお題に書かれた短編。 いや、お題の難易度が高すぎる... 2019.06.01 01_読感
01_読感 【感想】『息 -Psyche- vol.3』 アナクロナイズド・スイミング 第二十八回文学フリマ東京にて入手。 特集「夢オチ再考」ということで、夢オチをテーマにした一冊。ほぼ小説、若干論考。『夢オチ探偵』17+1 任意のタイミングで『目覚める』ことにより難事件を夢オチにして強制解決する能力を持った名探偵の話。探偵モ... 2019.05.28 01_読感
01_読感 【感想】『bnkrR vol.16 平成』 第二十八回文学フリマ東京にて入手。 テーマ『平成』ってめちゃくちゃ難しくないか、と思ったら実際一冊の1/3くらいしかテーマにしたがってなくてちょっと笑った。というか具体的には短編3本で、松永肇一『AI世界をキモオタと旅する』は元号切り替えを... 2019.05.26 01_読感
01_読感 【感想】『こだわり/花の女』 雨下雫/小島宇良 第二十八回文学フリマ東京にて入手。短編2編、両A面仕様。『こだわり』は作者の雨下さんがあとがきで書いている通りファンタジー要素とかがないという意味ではこれまでの作品と毛色が違うような気もしつつ、個人的には流れている空気は似てるしそんなに突飛... 2019.05.21 01_読感
01_読感 【感想】『深界調査記録』 もちくず倉庫 第二十八回文学フリマ東京にて入手。「気になった現実の事件や物事を調べたノンフィクション」とのこと。四本の記事を収録。都市伝説、怪奇事件、未解決事件、邪教。もともとこちらのサークルの小説本(と無配本)が気になっていたのですが残念ながら行ったの... 2019.05.20 01_読感