01_読感【感想】『ベストSF2022』大森望 編 「もふとん」酉島伝法 布団に関する想像力とその設定を肉付けするどこかとぼけた描写が良かった。寝たくなる。身体感覚に訴えかけてくる良い作品。 最後ちょっと急に終わった感じ。 「或ルチュパカブラ」吉羽善 再読作。 最後ふわっと怖いというか神様と...2023.01.2201_読感
01_読感【感想】『異常論文』 樋口恭介・編 面白かった作品の感想。 「掃除と掃除用具の人類史」松崎有理 掃除と掃除用具というアイデアから話を大きく広げて、読みやすい語り口、時々入るニヤリとさせられる小ネタ(「蛍の光、窓の雪、ホーキング放射」が一番好き)、あと使いどころが上手い図表で...2022.09.0301_読感
01_読感【感想】『新しい世界を生きるための14のSF』 伴名練・編 皆さんは加速しましたか? 『二〇二二年五月時点で、まだSFの単著を刊行していない』作家限定(例外もある)で、過去五年間に発表された短編を集め、日本SF界の歴史を十年加速させることを目的に編まれたアンソロジー。上記ツイートの通りの経緯で見本を...2022.06.2501_読感
01_読感【感想】『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』 『キミノスケープ』宮澤伊織 好き。雰囲気が静かで綺麗。良い感じなのでもう少し先まで行って欲しいというか、きちんとけりを付けて欲しいという気持ちがある。これを百合SFアンソロジーの冒頭に持ってきて殴ろうという心意気良いと思った。 『四十九日恋...2022.06.0201_読感
01_読感【感想】『ベストSF2021』 大森望 編 推薦作リストに皆月蒼葉『中労委令36.10.16三光インテック事件(判レビ1357.82)』が載っているというのでびっくりしてそのあとしばらく積んであったけど読みました。『中労委令36.10.16三光インテック事件(判レビ1357.82)』...2022.01.0501_読感
01_読感【感想】『なめらかな世界と、その敵』 伴名練 どうも文學界の今月号に自分の作った同人誌が載っているらしい、という怪情報がツイッターを流れており、んなわけないでしょと思いながら買ったら、載ってた。『特集 文學界書店2021』において、作家・伴名練先生がリフロー型電子書籍化不可能小説合同誌...2020.12.1301_読感