01_読感【感想】『屍者の帝国』 伊藤計劃・円城塔 文庫化されたというのを遅ればせながら聞いたので読んだ。 愛を感じた。屍者フライデーの綴る愛と、円城塔による伊藤計劃への手向け。この、ネクロウエアから何かが生まれてきている感じは強烈なものがあって、まともに浴びるとちょっと頭がおかしくなって...2015.01.1001_読感
01_読感【感想】『虐殺器官』 伊藤計劃 登場人物が思想を持っている小説は強い。これもそういう深さがある。虐殺の文法というある意味SFらしくないSFギミックを搭載しているのが面白い。そういう手段をとることを選ばせたのはなんだったのだろうか。一方で人工筋肉の使い方が伏線として効いてく...2013.05.0101_読感
01_読感【感想】『ハーモニー』 伊藤計劃 「たまには生きてる現代の作家の小説も(紙の本で)読むか」とか思って買いに行ったのにいつの間にか生きていない人のを買ってしまいましたが、しかし本になった長編が2作だけというのは惜しいというか、惜しいなんていうのはおこがましい気もするんですが、...2010.12.2901_読感