01_読感 【感想】『筺底のエルピス 3 -狩人のサーカス-』 オキシタケヒコ この本の優れているところを2つ挙げさせていただきます。前巻での表紙詐欺展開を踏まえ、どう考えてももはやサービスシーン的な要素は盛り込んでいる場合ではないが、時間軸を捻じ曲げることでラノベノルマを冒頭でそつなくこなす同じく、時間軸を捻じ曲げる... 2017.06.18 01_読感
01_読感 【感想】『筺底のエルピス2 -夏の終わり-』 オキシタケヒコ すき……。 一巻のとき、ラノベノルマみたいなんいらんのじゃないとか、その隠しといたギミック、もう使っちゃってこの先大丈夫なの、みたいなのあったんですけど、なんかその辺超えてきましたね。めっちゃ良い。と言うかなんかキャラ増やすんだけどちゃんと... 2017.06.10 01_読感
03_作品 稲荷木燈花は貴方が知りたい パブーにて、『稲荷木燈花は貴方が知りたい』というタイトルの小説を書きました。 そもそも元はと言えば、何がきっかけだったか忘れましたが〈ドッペルゲンガー百合〉というキーワードで小説を書くという話になり、書いたのが『神谷内香織は自分を知りたい』... 2017.06.03 03_作品
01_読感 【感想】『おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱』 オキシタケヒコ これ良かったです。おもしろ。はやく読んだほうが良いですよ。 座敷牢少女に怪談を語ることをせがまれる話。怪談に関する怪談であり、メタ怪談であって、メタ怪談SFを経て、怪談ミームの話というところもまたメタになる。単巻完結の良質な小説ということで... 2017.05.12 01_読感
04_映画 The Accountant(ザ・コンサルタント) だからなんでAccountantが日本だとコンサルタントになるんだよ。「Accountantって、CPAの?」みたいなセリフが面白いのに。 これはめっちゃ面白いのでおすすめ映画です。田舎町の高機能自閉症の会計士、実は裏社会の闇の組織の金に関... 2017.03.25 04_映画99_雑感
04_映画 Arrival 邦題はメッセージらしいです。なんで変える? 日本公開は5月。 ネットを見るとSFマニアの絶賛の声多数ですが、個人的にはせっかく題材がおいしいのに物足りない……と感じました。いや題材だけで十分面白いから、SF的にはそれですでに勝っている的なと... 2017.03.25 04_映画99_雑感
01_読感 【感想】『遠野奇談』 佐々木喜善 石井正己編 これは面白いなぁと思った。アカデミズムに整形されてしまった(?)遠野物語に対するカウンター(?)。「現に我々の間に、かくのごとく生き、そしてかくのごとく成長しつつある実に著しい社会の現象」としての物語は、柳田民俗学と現代の怪談や都市伝説とを... 2017.03.12 01_読感
04_映画 聖の青春 羽生がヒロインの映画は信頼できる。 すごく良い映画で普通に楽しめたけど、実際原作読んだことない人にどこまで迫れるのだろうという感じはあった。多分そこは狙ってないので、それでいいのだけれど、人にすすめるにはハードルがなという。 2017.02.17 04_映画99_雑感
01_読感 【感想】『紙の民』 Salvador Plascencia 藤井光訳 紙の民 | サルバドール プラセンシア, 藤井 光 |本 | 通販 | Amazon 物語に対する戦争モノ。妻に去られたフェデリコ・デ・ラ・フェは、「何かが自分の人生を眺めて愉しんでいる」という圧迫感に苛まれ、やがてそれが『土星』であること... 2017.01.31 01_読感
01_読感 【感想】『ハッシャ・バイ/ビー・ヒア・ナウ[21世紀版]』 鴻上尚史 大変申し訳ないのだけれど誰におすすめしてもらったのかを忘れました。確かツイッターで教えてもらったのですが。もともと「ビー・ヒア・ナウ」に出てくる年下のバスケ部の女の子と付き合い始めて部活をやっている間に受験生の自分は図書室で勉強して待ってい... 2017.01.22 01_読感
01_読感 【感想】『躯体上の翼』 結城充考 面白いです。おすすめ。ディストピア的終末世界における生体兵器人間のSF。解説やあらすじで「硬質」という表現が使われており、言いたいことはよくわかる。硬質さをもたらしている要素はたくさんあるとおもうけれど、一つには語彙の使い方が面白いというと... 2017.01.08 01_読感
05_ゲーム Momodora: Reverie Under the Moonlight 邦題は「Momodora: 月下のレクイエム」。今年3月に配信されていて、その時に見た記事で気になっていたところを、先日のSteamのセールにて購入してプレイしたのですが、やはり面白かった。 ドット絵風ゲームが好きな人には一押しです。日本だ... 2016.12.25 05_ゲーム99_雑感
01_読感 【感想】『筺底のエルピス -絶滅前線-』 オキシタケヒコ 漢字系(?)異能厨二SFバトルラノベ。結構面白かったので多分続刊も読みます。箱の話。作者はSF畑の人っぽいですが実際SF的設定や演出がなされており、『鬼』の退治方法もSF的絶望感があって良い。だいたいこの退治すべき鬼というのがプログラムのよ... 2016.12.24 01_読感
01_読感 【感想】『アルテミジアの嗜血礼賛』 扇智史 スーパー尺不足を感じた。これは吸血鬼とか吸血鬼百合とかロボ少女とかに脆弱性を持っていると楽しい可能性はあるが(脆弱性を持っている)、でもちょっと尺が足りないのでぶんなげ感があったのでもったいなく思った(脆弱性を持っている)。 2016.12.19 01_読感