01_読感

【感想】『ひとりっ子』 Greg Egan 山岸真 訳

ひとりっ子 (ハヤカワ文庫 SF イ 2-6) | グレッグ イーガン, Egan,Greg, 真, 山岸 |本 | 通販 | Amazon  イーガンの履修が不足していたので。  非常にSFだなと思った。なんというか、技術的理論的なアイデ...
01_読感

【感想】『百億の昼と千億の夜』 光瀬龍

昔、萩尾望都の漫画版を読んだことがあるけど原作は初読。  超スケール時空哲学SF。超越者に挑むはシッタータ、プラトン(途中からロボ化して全部セリフがカタカナになって超絶読みにくいぞ)、あしゅらおう(なぜか美少女)。そして敵がナザレのイエスだ...
01_読感

【感想】『逆行の夏 ジョン・ヴァーリイ傑作集』 John H. Varley

傑作集だった。巻頭の「逆行の夏」は、なんか翻訳が微妙に感じるところがあったりして詰まり(古かったせいかな?)、まあ、うん、と思いながら読んで、「さようなら、ロビンソン・クルーソー」も、なるほど、という感じだったのだが、「バービーはなぜ殺され...
04_映画

フリクリ プログレ

やりやがったな!!!!!  予告編の下にネタバレあり感想を書くけど、本当に書けるかどうか自信がない。
01_読感

【感想】『犬はどこだ』 米澤穂信

犬を探す話かと思ったら犬を探す話ではなかった。なんか犬と会話できるとか特殊能力に恵まれた主人公なのかと思ったらそんなわけでもなかった。妹に恵まれてるだけだった。妹小説だった。妹はどこだ。  別に米澤穂信に詳しいというわけでは全くないが(だか...
04_映画

フリクリ オルタナ

フリクリだけどフリクリじゃない、これは、フリクリオルタナティブだ!!!!  予告編の下にネタバレあり感想を書くから見てない人は今すぐ劇場に行け。
99_雑感

肩凝りを殲滅する

(タイトルはリスを実装するのパロディです)(リスを実装するは読んだことありません)  物心ついて以来ずっとというかこの世に生を受けて以来ずっとというか前前前世からずっと肩凝りに悩まされており、八千年過ぎた頃からPC作業や加齢も相まって危機的...
04_映画

Whiplash(セッション)

サイコパス映画やんけ!(歓喜) 今更見たけどめっちゃ面白かった。弁護士(?)が出てきたあたりからの流れが最高の映画。
01_読感

【感想】『百壁ネロ完全体 黎明編』 百壁ネロ

第二十六回文学フリマ東京にて入手。twitterで見かけてくっついていたサンプルで面白そうだと思ったので、という極めて軽い気持ちでブースを訪れたらなんか卒業式の会場みたいになってて、いただいた本もめちゃめちゃ分厚くて卒業文集かよと思って、家...
01_読感

【感想】『バレエ・メカニック』 津原泰水

三章構成だが事実上三編の連作小説的な趣。SFか? SFか。一章が一番好きかなぁ、終わってみれば。二章でわかりやすくなりすぎた感じがする。ただ、二章の木根原の衰弱ぶりは良かったのと、あと徹底して理沙が不在なのが良いと思った。三章はあんま納得い...
01_読感

【感想】『百年の孤独』ガブリエル ガルシア=マルケス 鼓直訳

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez) | ガルシア=マルケス,ガブリエル, Garc´ia M´arquez,Gabriel, 直, 鼓 |本 | 通販 | Amazon  やばすぎる小説。これが南米マジックリア...
01_読感

【感想】『TOKYO YEAR ZERO』デイヴィッド・ピース 酒井武志訳

TOKYO YEAR ZERO | デイヴィッド ピース, 酒井武志 |本 | 通販 | Amazon  やばすぎる小説。かなり長くて重いが、結構一気に読んでしまった。面白い。  意識の流れ系だと解説に書いてあったけどそういうジャンルでした...
01_読感

【感想】『改変歴史SFアンソロジー パイロット版』 曽根卓・伴名練(カモガワSFシリーズKコレクション)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。超おもしろかった。パイロット版だそうですが完成版はマストバイなのではないでしょうか。 『緑茶が阿片である世界』 曽根卓  タイトルで出落ち。緑茶が阿片であるという世界で、緑茶について解説した本の訳者あとがき...
01_読感

【感想】『春よりつめたく、小春よりあたたかな/セファイドの残光』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。BOOTH通販あり。  両A面仕様。バランスの良いコンビで素敵です。二本ともすごく楽しめました。 『春よりつめたく、小春よりあたたかな』は、ダメになりきれない感じの主人公が、不思議系女子といちゃつく話……な...
01_読感

【感想】『日本列島妖怪短編集 もののけの国』 青砥十(眠る犬小屋)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。 ゆるふわ妖怪小説とのことで気になって手に取りました。うわぁゆるふわ妖怪小説だ。めっちゃ良かったです。 十六都道府県について、各所のご当地妖怪が絡んだ短編小説が入っているというもので、その大半が『後輩書紀シ...