やりやがったな!!!!!
予告編の下にネタバレあり感想を書くけど、本当に書けるかどうか自信がない。
本当にフリクリ2とか3とかじゃなくてフリクリオルタナとかプログレとかにしておいてギリギリ致命傷で済んだみたいなところがある。この企画が立ち上がったときにスーパーバイザーの鶴巻和哉は「フリクリの古典化」「フリクリのガンダム化」「自分の理想はGフリクリ」「フリクリをみんなが作れるようにしたい」と発言したそうですが(していません)、その狙いが見事に成功しているとしか思えません。まあだからオルタナもそうだったけどそういう気持ちで見ないと死ぬしそういう意味では日本でオルタナを先に公開したのは良かった……のか?
本作はフリクリに寄せて(寄せたか?)情報を特盛にして話を展開していく路線をとっているために一回映画館でぶっ続けで見たくらいでは全然話はわからず、したがって感想もなんとなくふわっともやっとなものにならざるを得ないところがあります。多分いろいろちゃんと言ってる設定とか明かしてる伏線とかあると思うんだけど拾いきれていないのでなんか考察っぽいことを書いてもかっこ悪い感じにしかならないよな。
良かったところを言うと、ヒドミのリョナ萌え(?)が良すぎた、ジンユもキャラとしてすごい良い配置だった、ヒドミが鼻血出すのが良かった、マスラオたちの反逆組織みたいなやつが絡んでくるのは良かった、ヒドミのキャラ崩壊が現実側で起こるのが良かった、あと鳥が変な鳥呼ばわりされたりトリモチで捕まえる発想がよかった、ヒドミの簡単作画モードがよかった、漫画シーンとか作画で遊んでるところは良かった、水瀬いのりさんがよかった。あれ? なんか見てるときは楽しかったのにそれほど挙がらないな……? まあこれでフリクリはあと二十年安泰だし、円盤でゆっくり見直そう。