2022年10月の進捗

 秋通り越して冬かもしれないけど、今日の夕方なんかは、秋だった。

10月の進捗

ウミガメアンソロジー寄稿予定短編

 11月の文学フリマ東京にて頒布予定の水平思考クイズをモチーフとした小説アンソロジーへの寄稿作品です。

 完成しまして、主宰のたけぞうさんに提出いたしました。やったね! いま編集作業をされていると思います。楽しみです! どんな作品なのかは告知とかが出たら宣伝しまくりたいと思います。

「私の自由な選択として」

 文芸同人・ねじれ双角錐群が11月の文学フリマ東京にて頒布する予定のアンソロジーへの寄稿作品です。

 こちらも完成しまして、既にアンソロジー全体で入稿が完了しています! そのうち詳細が告知されるようです! 私のはエピグラフだけチラ見せしております。

(追記)Webカタログが公開されて情報が出たので、タイトルを書きました。詳細はまた改めて!

 私自身の作品は完成したのは10月のはじめなのですが、その後から本日までかけてこの作品に関してもう一つ取り組んでいたことがあります。英訳です。

 先日、自作を掲載いただいたRikka Zine Vol.1 Shippingに関して、同誌の英語公募に対して、英語圏以外から自作を英語に翻訳して投稿してきた人がたくさんいた、初めて英訳に挑戦した人も少なくなかった、というお話を聞きました(たとえばこちらの記事でも言及されています)。

読みもの1:非英語圏SFFが直面する課題
こんばんは、Rikka Zine主宰・橋本輝幸です。 ご支援くださった皆様、支援を検討中の皆様

 この話を聞いたとき、「それ、ありなんだ!」と結構衝撃を受けました。もちろん、上の記事にもあるとおりそこにはある種の切実さが背景にあるのであり、我々には日本語で作品を読み書きするマーケットや環境があることは素晴らしいことでありつつ、でもその外にもたくさん世界はあるし、そこに我々も軽い気持ち、かはともかく、軽いフットワークで踏み出していく(これはこの小説が足の話であることにかけています)という選択肢が、見えてなかったけどあるんだなと。まずはやってみよう、と思いまして、自分も自作の英訳にチャレンジした次第です。

 文芸翻訳って、なかなか責任重大、ハードルの高い行為で(それこそ「おいそれ」)、他人様の作品を翻訳する(それを公開する)のは相応の覚悟がいると思うのですが(それを練習や修行の一環と感じているのならなおさらだ)、でも自分の作品なら、まずは自分で負えるのだし、ある意味練習の感覚で気楽に挑戦して、転びながら学べるじゃないか、と思ったのでした。あと、この作品は内容的に英訳しやすいボイスだったのも、やってみるかという気持ちに繋がりました。

 やってみた結論としては、もうこれは、めちゃくちゃ、めっちゃくっちゃ、難しい。無理すぎ。なにより、多分転んでるんだけど転んでるのかどうかが自分自身では判断しきれないのが一番難しい。まあそれは日本語で小説書くときも多分そうだけど。

 無理無理といいつつ、いま5700 wordsの英語原稿が一応できました。一応できたことは大変に嬉しく、せっかくなのでいくつか、蛮勇投稿をやるだけはやってみようと思います。

 今後も自分の作品を英語にしたり英語で書いたりということをするのかどうかは何も決めていませんが、文体の舵をとれの原語版はやってみたい気持ちがありますね。誰か一緒にやってくれる人いないかな。

そのほか

  • 明日?かな?で『吸血鬼はなぜ日常の謎を探し求めてしまうのか?』のトップにこの小説は一年更新されてません終わりですお前はいつもこうだ誰もお前を愛さないみたいな文言が表示されると思うので、それを消す更新を予定しています。第四話。
  • 『幽世香を聞け』のために力を溜めています。
  • 別のアンソロジー寄稿作品のネタを思いつきました。

11月の目標

 上の「そのほか」に大体書いてしまった。寒さに負けない。11月20日の文学フリマ東京に来場される皆様はよろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました